気持ち良く走りたいですね。
私は朝起きたら、まず飼っている犬の散歩から1日が始まります。
犬の機嫌にもよりますが、1.5時間ほど歩いたり、速歩きや走ってりしています。
これがちょうどウォーミングアップ代わりとなり、帰宅後犬を置いてからが自分のジョグタイムとなります。
5kmを30分くらいのペースで、ついついペースが上がり気味になるので抑えながら無理せずに走っています。(ログでは18km/hで走っているときもあるのです。)
この走っている間は、常に試行錯誤のときでもあります。
どこに足を置くのか、重心はどのように移動させるのか、左右はどうなるのかなど考えながら走っていると、ちょうどいい塩梅が見つかるときがあるのです。
しかし、これは一過性で次の日に再現できるものではありません。
ヒトの身体の体調はその日その日で異なっており、気象条件や走るコースによっても変わってくるので当たり前なのですが、
ただ言えることは、その日も気持ちよく走りたいので、気持ちいい身体の使い方が出来るように調整しながら走っています。
今朝は、散歩の時には気にならなかった右臀部の梨状筋のストレスが走り出してすぐに気になり、股割りストレッチと外側腓腹筋とヒラメ筋のストレッチ、そして内側腓腹筋と後脛骨筋と長母趾屈筋のストレッチを行いスタートしました。
スタートしてからは、足の置く位置を調整しながら今日の気持ちの良い走りを探しながら、
日によって当然調子は違ってきます。
ストライドのある走行が出来たり、ピッチの走行になったりと変わってきます。
距離によっても異なってきますが、常に同じ走りは無いのです。
ほぼ毎日の日課なので体調によるところも出てきますが、毎日気持ちが良い走りを探している、大会に出るわけでもなく、早く走ることも求めない、それが私の基本です。
マラソン選手なら、マシンのように走ることが必要かも知れませんが、選手たちでも毎日同じように走れているかは疑問です。
ヒトは2足で走っている、これは常に不安定な状態で走っているのです。
このことは単純に骨と筋肉との関係性だけで済まされず、地球の重力や路面変化を感じるシステムがあるからこそ道路上をまっすぐ走ることが出来ます。
そして、私たち人類は走ることを諦めて二足歩行を選んだのだと考えます。
私たちの無意識の運動はこのことから歩行までが限界だと考えたら、走行はどう考えれば良いのでしょうか。
ヒトは歩行を乳児から13年間ほどかけて習得します。これはほとんどのヒトが無意識の中で完成させる行為です。しかし、走行は小学校の高学年に達しても得意不得意が生じます。これは人類が走ることを諦めたのだから当たり前なのです。
走行を習得するには、難しい問題ですね。
まずは、歩行ですね。
ヒトは歩行を無意識の行為で完成させたのです。
無意識の行為は、遺伝的なもの、環境などによって異なった結果を生むかも知れません。
しかし、健常者であれば意識の行為で修正することは可能だと考えます。
歩行の学習から始める、これが走行習得の取り組みかただと思います。
「気持ち良く走る」誰にだって可能なことなんですよ。
そうそう、今朝はリオ(うちの犬)に勝ちそうになりました。
自宅間近に車の通りの少ない直線の道路があり、散歩の締め括りはこの区間の50mダッシュなのです。今朝は最後の10mで追い抜きそうになったのです。まぁ、リオの調子が悪かったからかも知れませんが…、その直後内転筋の鼠径部の辺りが強烈に痛いです(笑)